我家での初めての繁殖で生まれた子、
1頭児で私がこの手で取り上げた子、
ヴィンス（Aero v.d Vanch）が、
11月7日、午後19時15分、息を引き取りました。
享年13歳7ヶ月でした。
急変して一晩と2日間、荒い息をして頑張りました。
そして最期は私と妻の腕の中で、永遠の眠りつきました。
歩けなくなって4ヶ月、でも亡くなる2日前まではとても元気でした。
今月1日のヴィンスです。このカートが大好きでした。
3年前、10歳のヴィンスです。
優しくて可愛くて家族思いで、いつまでも気持ちの若い子でした。
母親のヴァンチ亡き後は群れの二代目リーダーとして、
みんなの面倒をよく見てくれました。
これも3年前の、ちょうど今ごろの写真です。
チャチャ、クーヴォ、サクサ、は3回目の繁殖で生まれた子達で、ヴィンスの父親違いの妹弟です。
でもここに写っている4頭のうち、残っているのはチャチャだけになってしまいました。
クーヴォ（Coovo v.d Vanch）が2014年2月3日（享年7歳9ヶ月）、
サクサ（Caxa v.d Vanch）が2014年12月10日（享年8歳7ヶ月）、
そして、ヴィンスが。。
今日9日、訪問火葬で火葬しました。
火葬車の火葬炉に入る直前のヴィンス。
これが最後の最後の、本当に最後のヴィンスの写真です。
美しく穏やかな顔でした。
ヴィンス、我家に生まれてきてくれてありがとう。
13年と7ヶ月、一緒にいてくれてありがとう。
優しさと、楽しい思い出をいっぱいありがとう。
辛くて悲しくてたまらないけど、ヴィンスが悲しむから残された私たち、がんばるからね。
